Turpentine bush
(テレピンブッシュ)

 

 KFJ-131s

 

学名:Eremophila clarkei

 

一般的には、テレピンブッシュ(turpentine bush)として知られ、ゴマノハグサ科の顕花植物(花を咲かせ、実を結び、種子によって繁殖する高等植物)であり、西オーストラリア州サウスオーストラリア州ノーザンテリトリー固有の、形が変化する低木である。

 

通常は細い葉と白または淡いピンクの花がある。

 

幅0.6mから4mの高さまで成長する直立した木で、枝の先端近くで平らになっており、樹脂の存在により無毛で非常に粘着性がある。

 

葉は濃い緑色で、間隔が広く、茎に沿って交互に生え、直線から狭い楕円形で、主に長さが16〜45mm、幅が3〜6.5mmである。 葉の縁は滑らかで、波打っていたり、鋸歯状のギザギザが生えている場合がある。

 

花は、長さ15〜27mmのS字型の平らな茎の上の葉軸(複葉で、小葉をつける軸)に、1つずつ生えている。 紫がかった緑の線状のがく片(花の一番外側にある葉に似た器官)が5つあるが、長さがわずかに異なり、10〜15.5mmで、槍のように形をしている。

 

花びらの長さは20〜40mmで、下端で結合してチューブを形成する。花びらの管は白、ピンク、藤色または紫である。 チューブの外側と花びらの葉は毛深いが、葉の内面は無毛で、チューブの内側はやわらかい毛で満たされている。 3月から10月に開花し、その後に乾燥した木質の楕円形から円錐形の果実が生る。

 


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